9月のシニア食堂 天ぷらパーティ

天ぷらの下準備

まずは天ぷらの下準備です。野菜は地域の方の差し入れです。ナスや玉ねぎ、サツマイモなど季節の野菜がいっぱいです。皆さん、主婦の方から飲食店で働く人、保育園の給食担当の人までいらっしゃり、手際よく準備を進めてくれました。

スタッフも準備に大忙し

私たちスタッフは座席や看板の準備です。

この日は天気も良く、外で食事をすることにしました。

外のテラス席で食事

外で天ぷらを揚げながら、参加者の皆さんで食事会のスタートです。一人暮らしの方が多く、普段揚げ物をあまりしないとのことで、この天ぷらパーティを企画しました。そして、消化の良い食材を希望されていましたので、野菜を中心にしました。また、胃の手術をしている方もいらっしゃいましたので、油は桑名名産の「こめ油」を使用しました。外で食べる天ぷらは格別で、会話も弾みながら楽しい時間を過ごしました。参加者は女性が中心で、食後はドーナツ、バナナの春巻きなどスイーツにも舌鼓を打ちました。また、この日は栗の差し入れがあり、栗ご飯も食しました。

食後はひまわり畑へ。

ちょうどひまわり畑が満開でしたので、食後の運動ということで、参加者の皆さんと一緒にひまわりを見に行きました。「車が無いと見に行けないけど、今日は見に行けてよかった」と皆さん喜んでくれました。

今日の感想

高齢者はスキルの宝庫です。どんなコトでも協力しあえば何でもできる。一緒に活動していると教えられることばかりです。一方で、一人暮らしの場合、「油は危ない」「何かあったらどうするの?」と周囲の人から自由を奪われながら、それでも心配をかけたらいけないと我慢して生活している人も多くいらっしゃいます。

年を重ねても「美味しい物を食べたい」「綺麗な景色を見たい」「楽しいコトをしたい」と思うのです。少しでもそんな想いを叶えることが出来ればと思います。そして、それが関わる人の健康につながり、リハビリテーションにつながると思います。

いなべ暮らしの保健室

普段の生活で「病院に行くまではないけど、誰かに相談したい。」「家族の介護のことで困っているけど、誰に相談したらいいか分からない」と思ったことはありませんか?そんな時、気軽に立ち寄ることの出来る場所。それが暮らしの保健室です。暮らしの保健室は地域の人々の生活に寄り添います。

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