防災まつり

11月16日に防災まつりを開催しました。いなべ市においても先日の大雨などにより土砂災害や冠水地域がみられ、地域住民の不安も増しているようでした。特に一人暮らしのお年寄りは一層心配しているようでした。少しでも地域の顔の見える関係づくりが育まれ、住民の暮らしの安心につながればと思い、開催しました。初めての大きなイベントであり、地域の人が来てくれるのかとても緊張しました。

BLS研修

名城大学make(学生団体)と愛知PUSHに主催して頂きました。内容はPUSH講習いう講義から実技までを織り交ぜた約45分間の内容でした。参加者は小学生から高齢者まで幅広い年齢層が参加されました。とても分かりやすい内容で、参加者からは「すごく分かりやすかった」との声が多く寄せられました。

豊田TRIKE

 災害支援の際に活躍が期待されている豊田TRIKE社製の自転車。当日は4台の自転車を用意して頂きました。担架が装着されたタイプの自転車や、前に座ることのできる自転車など、自転車の概念を大きく変えるような自転車で、参加者の注目を集めていました。 

 高齢者の自転車免許返納の課題もあり、今後自転車での移動も一つの方法だと思います。豊田TRIKE社製の自転車は前輪2輪タイプのものもあり、災害時に活躍するものから普段使いにも対応した自転車まで幅広い種類があります。いなべ市内にも導入されることを期待します。

コミュニティナースによるペットボトルCPR

多くの人に心肺蘇生法を広めるために注目されているペットボトルCPR。

今回は、コミュニティナースの方々にお願いして、防災まつりで講習会を開催してもらいました。参加者は小さなお子さんから、お年寄りまでBLS研修同様、幅広い年齢層に参加してもらいました。コミュニティナースの楽しいレクチャーを受けながらCPR体験。実際の現場では最低でも救急車が到着するまでの8分間は継続しなければならないとのこと。今回は、2分間の体験でした。私も体験しましたが2分間でもとても疲れます。慣れている人の場合は、疲れないようですが。。。命を救うことは簡単ではない。だからこそ平時から皆で学ぶことの大切さを感じました。

小山田記念病院看護師による、応急手当体験

 災害時には、自宅や避難所にあるもので応急手当てをする必要があります。身の回りにあるもので応急手当てをする方法を小山田記念温泉病院で活躍している現役看護師が教えてくれました。親子での参加が多く、親子で応急手当をする風景はとても心温まりました。

 小山田記念温泉病院は四日市の病院です。いなべ暮らしの保健室の活動に賛同してくださり、今回協力していただきました。今後も様々な医療機関と連携して活動することが出来ればと思います。

現役自衛官による被災地支援

いなべ暮らしの保健室に併設している放課後児童クラブを利用する保護者に自衛官がいらっしゃいます。今回は、いなべ市の防災について、平時からの備えについて、東日本大震災の災害支援の際のお話をして頂きました。参加者一人一人にハザードマップをご用意いただき、ハザードマップで注意して見ておく箇所の説明を最初にして頂きました。次にいなべ市が実施している防災に関するサービスの紹介をして頂きました。最後に東日本大震災の災害支援の話を伺いました。災害支援の最前線で活躍されている自衛隊。メディアで見る情報とは異なり、その活動の素晴らしさを感じるとともに、災害大国日本において、自衛隊の力は欠かせないと感じました。また、遺体搬送の話など普段知ることの出来ない被災地の話を聞きました。最後に普段の備えは

野菜直売・古書販売

 地元住民さんの協力のもと、たくさんの種類の野菜販売をおこないました。大盛況でほとんどの野菜は完売となりました。野菜の販売は、地域住民さんが率先しておこなってくれました。

 古書販売は、阿下喜温泉内にあります、きらく堂古本市さんから古本をお借りし販売しました。子供向けの本が人気のようでした。

災害時の栄養

三重県栄養士会の協力のもと、災害時に役立つ栄養補助食品や液体ミルクの試飲などを行いました。参加者の関心も高く、多くの方が手に取ったり、話を聞いたりしていました。

防災ゲーム

楽しく防災を学べるように、防災ゲームを開催しました。水消火器シューティングゲーム、担架タイムトライアルを開催し、多くの親子に参加してもらいました。ミニ防火衣を着ての撮影会も好評でした。

防災ボランティア

いなべ防災ボランティアに協力いただき、新聞スリッパづくりやロープ結びを教えていただきました。多くの子供たちが楽しそうに体験されていました。

ご協力団体情報



いなべ暮らしの保健室

普段の生活で「病院に行くまではないけど、誰かに相談したい。」「家族の介護のことで困っているけど、誰に相談したらいいか分からない」と思ったことはありませんか?そんな時、気軽に立ち寄ることの出来る場所。それが暮らしの保健室です。暮らしの保健室は地域の人々の生活に寄り添います。

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