ケアニン観てきました
先日、ケアニンを観てきました。医療従事者だけでなく、すべての人に見てもらいたい。地域での活動を通じて、認知症に対する嫌悪感や排除する社会の風潮を感じていました。認知症になると、これまでの人格とは別人になり、周囲の人に迷惑をかける。そんな風にはないたくないと認知症予防に取り組む人が多くいます。予防を心がけることはとても大切です。でも、認知症になった時の自分のことも考えておく。それも必要なことだと思いました。そのきっかけとして、「ケアニン」を鑑賞することはとても良いと思います。そして、映画「ケアニン」に描かれる日常は、フィクションではなく、「あおいけあ」の日常であることに勇気づけられます。「あおいけあ」の日常が特別な日常ではなく、どこにでもある当たり前の日常となるよう、私が出来ることを取り組もうと改めて心に決めた一日でした。
良い介護人材とは?
何をもって質の高いケアと考えるか?利用者を管理し、リスク管理ができるケアが質の高いケアでしょうか。ケアや介護を受ける当事者のコトを第一に考える。そして、本人と家族の関係性を熟知し、常に本人と家族にとっての「最適解」を導こうとすることが質の高いケアなんだと感じました。
リスク管理は誰のためにするのか?「リスク管理で本人の権利を奪わない!」
「何かあったらどうするの?」などと現場ではよく聞かれるセリフですが、「高齢者との日常は何かあるのが当たり前」という考えに納得出来ました。リスク管理は本人のためではなく、家族や医療従事者のために為されていることが多いと思います。「リスク管理の名の下に本人の権限を奪わない」それを肝に銘じて地域で活動していきたいと思います。
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