新型コロナウイルス~症状があった時どのくらい自宅隔離していればいいの?~


自覚症状があったら、どれくらい自宅隔離していればいいのか?

佐々木淳先生の記事がとても分かりやすく記載されていました。

①症状があり、一人で暮らしている場合

発症から7日間は自宅隔離。

ちなみに米国CDCやドイツ・ミュンヘンのドレスデン教授らの推奨は、発症から7日間+症状消失から72時間で日常生活(就労を含む)に戻ってよいとされています。7日目には(仮に新型コロナウイルス感染症だったとして、PCR検査が陽性だったとしても)ほぼ感染力はないとされています。

②症状があり、家族(同居者)がいる場合

同居者も含め、発症から14日間の世帯まるごと隔離。

発症から7日が経過して症状が消失していたら、その人は日常生活に戻ってよいが(①に準じるということですね)、残りの同居者は、あと7日間(全14日間)は隔離が必要。

③14日間の隔離期間に、同居者に症状が出現した場合

家族間感染が疑われる。その人は発症から7日が経過して症状が消失していたら、14日間の期間を待たずに隔離を終了してよい(これも①に準ずるということですね)。ただし、他の同居者は当初の14日間の隔離を継続する必要がある。

④もし、14日間の隔離期間の後半で症状が出現した場合

その人は、そこからさらに7日間の隔離が必要。ただし、他の同居者は当初の予定通り、14日目で隔離を終了してよい。

今後、医療介護専門職の間でも、本人は症状はないけれど、家族が発熱した、などの状況が生じることが予想されます。この英NHSのガイドに従えば、その場合には14日間の隔離が望ましいということになります。隔離期間の後半で、本人にも症状が出た場合、さらに7日間(14日目で症状が出たとすれば最大で21日間)の隔離が必要になります。

いなべ暮らしの保健室

普段の生活で「病院に行くまではないけど、誰かに相談したい。」「家族の介護のことで困っているけど、誰に相談したらいいか分からない」と思ったことはありませんか?そんな時、気軽に立ち寄ることの出来る場所。それが暮らしの保健室です。暮らしの保健室は地域の人々の生活に寄り添います。

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