みえきたん号

今年4月1日からスタートした「JAみえきた」の「移動販売車・みえきたん号」に同行させていただきました。とても可愛いイラストの描かれた素敵な移動販売車です!!準備期間は1年間を要し、自治体にアンケートをされ、「どのようなルートを走るのか」「どのような商品を置くのか」などを綿密に議論されてきたとのことです。本当に素晴らしい取り組みです

豊富な品揃え

みえきたん号の中には食材が豊富に取り揃えられています。

調味料や、お菓子、お惣菜だけでなく、新鮮なお刺身や野菜なでもありました。

移動販売が来てくれて本当に助かる

この日はあいにくの雨でしたが、多くのお客さんが来られていました。

皆さん週1回の移動販売車を楽しみにされていました。スタッフの皆さんはベテランでお客さんのニーズにすぐに答えていました。また、お客さん同士の会話や、お客さんとスタッフとの会話など、とても楽しい雰囲気で買い物をされていました。お客さんの話では、「近所のお店は最近閉めてしまい、車も運転出来ないと本当に買い物に困る。移動販売車は本当にありがたいです。いつまでも来てほしい」と話されていました。

買い物は元気の秘訣

買い物にセニアカーで来られる方もいらっしゃいました。杖と傘を差しながら、商品を選んでいました。自分の行きたいところに、自分の欲しい物を自分で選び、自分で購入する。年を重ねると、自分で行きたい場所に行くことを諦め、欲しい物を我慢するようになります。それは自分で行けないからです。しかし、みえきたん号は諦めた楽しみを再び住民に与えていました。


健康づくりのきっかけは医療者だけが提供するものではない。

私は理学療法士として、健康づくりに関わってきました。病院で勤務していた頃は、自宅に退院しても運動を継続するようにと指導してきました。しかし健康づくりは理由が無ければ出来ないことを感じました。「買い物に行きたい」「仲良しのあの人がいる場所に遊びに行きたい」など人それぞれの理由が必要なんだと思います。病院にいる頃は決して知ることの出来なかった地域での生活。そして、それを支える人々は医療者だけではないということ。「楽しいことをしたい」「おいしい物を食べたい」「おしゃれをして出かけたい」このような思いを持つことに年齢は関係ない。そして、そんな願望を叶えられるようになりたいと思いました。そのためには、地域の医療だけでなく様々な分野の情報を知ることが大切です。これからも地域の様々な活動を知れるように地域発掘活動を続けていきます。



いなべ暮らしの保健室

普段の生活で「病院に行くまではないけど、誰かに相談したい。」「家族の介護のことで困っているけど、誰に相談したらいいか分からない」と思ったことはありませんか?そんな時、気軽に立ち寄ることの出来る場所。それが暮らしの保健室です。暮らしの保健室は地域の人々の生活に寄り添います。

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