オンラインお寺カフェ

11月30日のお寺カフェでは、オンラインお寺カフェを開催しました。オンラインお寺カフェで参加していただくのは、名古屋市立大学の医学部、看護学部、薬剤師の3学部8名に参加していただきました。例年は、いなべ市市民感謝祭の際に、体育館を活用しロコモチェック(ロコモティブシンドロームのチェックをおこなう)を感謝祭参加者におこなう取り組みを地域参加型学習の一環として開催されていました。今年は新型コロナウイルス感染症のため、開催が難しくなりました。

 このような状況下においても実習を行えないかと、行政の保健師と、いなべ総合病院のスタッフといなべ暮らしの保健室が協力してオンラインで開催する運びとなりました。

写真の様子

開催の前に動画が問題なく、映るかどうかを確認しました。私たちもオンライン開催は初めてでしたので、不安はありましたが、特に問題なく繋ぐことができました。

写真上(オンラインお寺カフェスタートの様子)

学生とお寺カフェの皆さんとオンラインで挨拶です。最初から楽しく会話が弾むとまではいきませんでしたが、お互いが徐々に慣れて、楽しい時間が始まりました。


自己紹介の後は、当日参加者に配布したロコモチェックの質問紙を使ってロコモチェックをおこないました。皆さん真剣に自分の日頃の様子を思い出しながら、回答してくれました。

質問紙に関する質問は、会場のスタッフが適宜フォローしました。


回答後は、オンラインで、画面共有をおこないながら、ロコモチェックの結果を説明していきました。ロコモティブシンドロームについての説明や、ロコモティブシンドローム予防に効果のある体操の紹介などをしていただきました。体操を終えた後の皆さんはとても楽しかったようで、画面の向こうの学生さんに沢山質問していました。

オンライン保健室終了後に学生にアンケートを実施しました。音声が聞こえにくいなどの課題もありましたが、参加者のほとんどが楽しかったと話してくださり、「高齢者だからオンラインが出来ない」などということはないのだと感じました。

医学生や看護学生、薬剤師など、医療を志す人にとって、地域での学びはとても大切です。

どのような地域で暮らしているのか。どのような暮らしを送っているのか。どのようなコトを大切に日々を過ごしているのか。など、会話を通して知ることが沢山あるのです。

新型コロナ感染症による影響は続きそうですが、私たちは未来の医療の担い手の学びの場として今後も協力できればと思います。



使用した資料の一覧(名古屋市立大学生徒作成)


名古屋市立大学学生が作成した活動報告はコチラ


いなべ暮らしの保健室

普段の生活で「病院に行くまではないけど、誰かに相談したい。」「家族の介護のことで困っているけど、誰に相談したらいいか分からない」と思ったことはありませんか?そんな時、気軽に立ち寄ることの出来る場所。それが暮らしの保健室です。暮らしの保健室は地域の人々の生活に寄り添います。

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