ケアハウス見学会

東員病院の認知症相談会

 先日、地域の皆さんとの会話の中で「認知症になったらどこに受診すれば良いの」と聞かれ、「物忘れ外来をしている病院があればそこに受診するのが良いと思います」と説明しました。近所で物忘れ外来をしている病院は東員病院ですが、皆さんは行ったことはありません。病院に受診や検診以外で行くことはほとんどないと思いますし、行きたいとも思わないでしょう。しかし、元気な頃から自分の将来や健康を考えることはとても大切です。そこで、東員病院が開催している認知症相談会にいなべ暮らしの保健室が窓口となり地域の皆さんを誘って参加しました。

 今回の認知症相談会は、東員病院が運営しているケアハウスの見学会も開催されました。

サービス付き高齢者向け住宅やケアハウスがどのような施設なのか、料金体制や人員配置、一日の過ごし方について、施設長より丁寧に説明していただきました。

 皆さん事前に質問を考えていたようで、施設長を質問攻めにしていました。参加者が施設での暮らしについて自分事として考えていることが、この見学会に参加した意義だと感じました。

内覧会

サービス付き高齢者向け住宅、ケアハウスの居室や食堂などを見学させていただきました。

居室を見学することで、より生活がイメージしやすいようでした。

参加者が感じたこと

参加者にとって、老後の生活を考えるキッカケとなったようです。帰りの車の中では、様々な議論がされていました。今回の見学会で考えたコト、感じたコト、を参加者同士で共有し、さらに自身の未来を考えるキッカケにしていきたいと思います。

そして暮らしの保健室は、地域住民と医療・介護を繋げる橋渡し役でありたいと思います。

いなべ暮らしの保健室

普段の生活で「病院に行くまではないけど、誰かに相談したい。」「家族の介護のことで困っているけど、誰に相談したらいいか分からない」と思ったことはありませんか?そんな時、気軽に立ち寄ることの出来る場所。それが暮らしの保健室です。暮らしの保健室は地域の人々の生活に寄り添います。

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