青空フラワー会

暮らしの保健室で働き始めて1か月が経ちますが、地域を歩いて地域を知ることを日課としています。今日もいつも通り歩いていると、遠くの方で何やら楽しそうな声が・・・。

行ってみると、花壇にお花を植えている団体がいらっしゃいました。これまで、花の育て方などを学び、自分たちでも何か出来る事は無いかと考え、この会を立ち上げ、地域の美化活動を始めたそうです。午後は講師の先生が来られ勉強会もあるからよかったら来ませんか?とお誘いを受けたので、行ってみました。

午後からの勉強会の様子

メンバーの一人が自宅を開放し、勉強会が行われていました。講師はいなべ市社会福祉協議会からお越しの杉山先生。メンバーからの信頼が厚く、和気あいあいとした雰囲気で楽しく行われました。勉強会の内容は、撒く種の説明から始まり、種をまく作業でした。小さな種を1個ずつ撒くのはとても繊細な作業ですが、皆さんとても楽しそうにされていました。





勉強会の後は・・・

勉強会の後は楽しくみんなで団欒の時間です。この日は私以外にも前の職場の後輩が遊びに来てくれており、みんなで楽しく美味しいお茶とお菓子を頂きながら過ごしました。病院に居ると患者さんの日々の生活は見えにくいですが、このように住民の生活に溶け込むことで、臨床にも活かせる何かを学んでくれればと思います。入院すれば患者さん。でも入院前も退院後も住民。だから地域で暮らす人との関りはとても重要だと思います。

話を伺うと、このような活動は以前から続けていたとのことで、これまでは、洋裁教室、パソコン教室、バルーンアートなど多種多様な活動をしてきたとのことです。この日も、カレンダーを使って鍋敷きを作ったり、バルーンアートを作ったりしました。元気の秘訣は何事も興味を持って取り組もうとする姿勢なのかもしれないと感じました。

健康と和

私が大切なものは「健康と和」

そんなことを話してくれる方がいらっしゃいました。一人では健康で居続けることは大変です。でもみんなで話をしたり、活動をするだけで健康に繋がる。そして、健康を意識して活動しているのではなく、自身が好きで活動されているところが素敵でした。

健康を意識しすぎず、健康になる。そんな地域の文化がこの場所で育まれるように私も支援したいと思います。


いなべ暮らしの保健室

普段の生活で「病院に行くまではないけど、誰かに相談したい。」「家族の介護のことで困っているけど、誰に相談したらいいか分からない」と思ったことはありませんか?そんな時、気軽に立ち寄ることの出来る場所。それが暮らしの保健室です。暮らしの保健室は地域の人々の生活に寄り添います。

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